さて、街のまん中まで戻ってみよう。

この高槻の街には、ＪＲ高槻駅と阪急高槻市駅という、ふたつの駅があるのだけれど、そのふたつに挟まれた高槻町と北園町あたりは、立派なお屋敷や雰囲気のいいショップが立ち並んでいる。

山手の高級住宅街でもなく、別荘地でもないはずなのに、ちょっと不思議な感じがする。

ＪＲと阪急に挟まれたミッドエリア
ＪＲ高槻駅　／緯度34'50'52'89　経度135'37'11'80　阪急高槻市駅／緯度34'50'47'96　経度135'37'33'51

駅からまだ少ししか歩いてないところに、手の込んだ本格的な洋館。その向こうには、美しい瓦屋根の旧家。
駅前らしい庶民的な賑やかさと、それを引き締めるような、あるいは包み込むような町並みとの調和が、京都と大阪の中間にありながらミニ京都や大阪郊外という枠には収めきれない個性を、感じさせてくれる。