四月号 :
旧平野本郷
...大阪
・・・旧平野本郷とも呼ばれるその町は、大阪でももっとも早く生まれた町のひとつであり、戦国時代から町民自らの手で自衛してきた自治都市だ。 ・・・(本文より)
五月号 :
呉
...広島
・・・古代から造船のまちだった呉。明治末期には、旧海軍工廠が置かれ、それ以後は東洋でもっとも大きな軍港として栄えた。世界最大の戦艦として有名な"大和"も、ここから巣立っていったと言う。 ・・・(本文より)
*「山旅倶楽部」対応
六月号 :
武奈ヶ岳 前編
...滋賀
・・・比良山というのは、武奈ヶ岳、比良岳、釈迦岳、蓬莢山などの総称だと、今回初めて知った。てっきり、比良山という山があるのだと思っていた。
比良山でなく、比良山系、というのが正しいらしくて、また、山関係の雑誌などをほとんど見ない私は全然知らなかったのだけれど、その最高峰として関西で常に1・2を争う人気があるのが、この武奈ヶ岳だった。 ・・・(本文より)
*「山旅倶楽部」対応
七月号 :
武奈ヶ岳 後編
...滋賀
山頂を後に西南綾へ。もうひとつの源流である口ノ奥谷源流へ、落ちて行くことにする。この尾根道は、クマ笹の茂った穏やかな下り。
これから過ぎることになる小さな峠も、まるで箱庭のように見渡せる。 ・・・(本文より)
*「山旅倶楽部」対応
九月号 :
高槻
...大阪
遠くの方は知らないかもしれないけれど、高槻は、大阪と京都の間でいちばん大きな都市だ。
それなのに、JR東海道線の高槻駅を降りて山側へ10分歩いてみると、いきなり原生林に抱かれた別世界・天神さんに突き当たる。 ・・・(本文より)
*「山旅倶楽部」対応
十月号 :
渡船
...大阪
大阪の川を、江戸時代から行き交ってきた水上の足・渡船。
川は五線譜。たてる波はおたまじゃくし。
エンジン音は、街の空気に馴染むピアノからメゾフォルテまで。
大阪市には8つの渡しが今も生き続けている。
岸辺の人々の毎日が、今日も水面の五線譜に綴られていく。 ・・・(本文より)
*「山旅倶楽部」対応
十二月号 :
柵原
...岡山
標高150〜200mほどの穏やかな山々に抱かれて、柵原はあった。
昭和30年代に鉱山の町としての最盛期を迎えた柵原には、今も鉱山のシンボルとも言える竪坑がそびえている。これは、3本あった竪坑のうちの中央竪坑だ。
・・・(本文より)
*「山旅倶楽部」対応
2000年1月号 :
堺
..大阪
遠い異国に開かれた港。
自由を奪おうとする巨大な力に抵抗した、人々の気概。
そして彼等がつくり、受け継いできた町並み。
堺の空は今も、未だ見ぬものを求めるように、どこまでも青い。
・・・(本文より)
*「山旅倶楽部」対応
2000年2月号 :
金沢
..石川
水墨画のさりげなさと深み。印象派のようなまろみ。
描き尽くせない色合いを持つ街“金沢”の冬が、私の瞳と水面に映り込む。
・・・(本文より)
*「山旅倶楽部」対応
2000年3月号 :
太宰府天満宮
..福岡
ほんの数時間を過ごすために、太宰府に来た。
旅とはもともと、そういうものなのかもしれない。
ほんの数時間に、ほんの一瞬に出逢いたいものがあるから、人は往く。
・・・(本文より)
*「山旅倶楽部」対応
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