さあ、そろそろ人の営みが嫌というほど感じられる世界へ降りていこう。
JR高槻駅前から、こんどは西へ伸びる芥川商店街へ。
未だに古い顔つきの店屋が並ぶ細いそのアーケードを抜けていけば、いずれ西国街道と出会うはず。
芥川商店街の始まり(駅前より)/緯度34'50'56'79 経度135'37'14'61
(写真の場所は、商店街の中央付近)
駅前には某有名百貨店も数件あるけれど、そんなことは関係なげに、それぞれ思い思いの商売をしている店を見ていると、とても嬉しくなってしまう。
あなたはそんなことないだろうか?
そんな、“根性のある商店街”をしばらく行くと‥‥
アーケードがなくなったと思ったら、古い時計のあるお寿司屋さん。
一瞬、時計の針が後戻りしたような気がして、そんなことはあるはずないと思いつつも、つい左腕の小さな時計と見比べてしまう・・・
そんな奇妙な感覚におそわれる小さな曲り角・・・
そしてその角が、今を生き抜く商店街の終わり、そして何百年、もしかすると千年以上の時を歩んできた西国街道・芥川の宿場町の東の端になっている。
芥川商店街の終わり・西国街道との出会い/緯度34'50'57'10 経度135'36'57'65
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