壕に囲まれた旧平野本郷から少し東に、代々豪農として栄えた辻元家の広大な屋敷があった。
これが失われないよう買い取って残したのが、寿司から始まったチェーン店として有名な某店である。
買い取った当時にはすでに土地の半分ほどが売られてしまっており、また表は国道化によって前庭を削られてしまったが、それでも蔵は5つ残り、屋敷内に集められていた骨董の数々も残った。
飲食店としての商いとともに、「くらしの博物館」としても一般に公開している。
くらしの博物館(旧辻元家/がんこ)/緯度34'37'22'65 経度135'34'8'73
門を入ってすぐの待合所。
このシャッターを切った背後に、屋敷があり、滝の流れる緑豊かな庭があり、そこには神社さえある。
名字帯刀、篭を持つことまで許された豪農の住まいには、さまざまな発見もある。
敷地内の画像は最小限に留めた。
ここから先は自分の目で確かめてほしい。
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