市街地から、そのまま海へ出ると、映画のような光景が広がっていた。
これも、呉のひとつの顔だ。
海に浮かんでいることが不思議なくらいの、重量感あるさまざまな母艦、巨大な鯨のような自衛隊潜水艦群───
煉瓦でしつらえられた、海辺の“アレイからすこじま”は、こうした光景を見ることができる、日本でも唯一の場所らしい。
しかもバス停も近くにあるから、訪れやすい。
この日も、冷たい海風の中、数人写真を撮っている人たちがいた。
アレイからすこじま/緯度34'13'49'53 経度132'33'45'70