標高150〜200mほどの穏やかな山々に抱かれて、柵原はあった。 昭和30年代に鉱山の町としての最盛期を迎えた柵原には、今も鉱山のシンボルとも言える竪坑がそびえている。これは、3本あった竪坑のうちの中央竪坑だ。 平成3年に終掘を終え、現在は空洞となった地下に溜まる鉱水を処理する作業が続いている。