船町渡船場を出てなみはや大橋を渡り、最後に訪れたのが、世界最大級の水族館“海遊館”で有名な天保山。

近くには水族館を含むハーバービレッジがあり、年中家族連れやカップルで賑わっている。

天保山渡船場　／緯度34'39'18'1　経度135'26'10'4

そんなハーバービレッジのすぐ近く、阪神高速道路湾岸線の天保山大橋の下に佇む小さな渡船場が、“天保山渡船場”。

安治川の渡船は、今はここ１カ所。


隣には、フェリー乗り場もある。
大阪南港などには及ばないけれど、渡船で川の対岸へ、フェリーなどで瀬戸内海・そして外海へまで足を伸ばせる、水上交通の拠点だ。

ちなみに、この天保山渡しのすぐ横には、『日本一低い山』がある。
‥‥とは言え、標高４．５mしかない山なので、言われてみなければわからない。
私も、最初は「どうして山もないのに“天保山”なんていう地名なんだろう‥‥などと思っていた。

とにかく、このあたりでいちばん低いのが山の頂上で、フェリーのデッキや近所の消防署の方が三角点より"標高"が高いのは、かなり笑える。
近くまで来ることがあったら、話のネタに立ち寄って見るのもいいかもしれない。