季節が季節なだけに、水芭蕉はすでに葉のみ。
初夏から夏にかけては、低木化したレンゲツツジやハギ、スマトラノオ、ツボスミレを中心に、さまざまな花が咲き乱れる。
四季それぞれに、一度は訪れてみたいと思った。
花がないシーズンには、湿原の生きものたちと語らう。
海辺に出れば、ゴツゴツした岩礁に棲む小さな生きもの相手に、一日中でも遊んでいる私は、やはりこういうミクロな世界はハマりがち(笑)。
彼らは冬、どうしているのか、などと思いつつ、湿原に別れを告げた。
さて、湿原のあたりには、水辺が好きな草花の群生が多い。
写真は、時期的に遅い春の花だけれど、おそらく夏には夏の草花が、涼やかな姿を見せてくれるだろう。
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