坂を登っていくと、目当ての茶店があった。 ガラスの向こうでは、おばちゃんが名物の梅ケ枝餅を焼いている。
店に入って覗かせてもらう。 少し照れて下を向く包み役のおばちゃんの着古した割烹着がなんだか懐かしい。 やはり梅ケ枝餅を食べることにした。