オオアレチノギク


キク科/イズハハコ属

オオアレチノギク
撮影 いがりまさし 8月23日 愛知県豊橋市

和名 オオアレチノギク
大荒地野菊。

由来
アレチノギクに似て大型なことから。アレチノギクは先に日本に侵入した帰化植物。

花期 8〜10月。
特徴 夏から秋の荒れ地ややぶを占領する帰化植物。ヒメムカシヨモギにそっくりだが、頭花には、ルーペで見ても花びらのような舌状花は見えない。また、茎に毛が多く、枝をあまり横にひろげないのも特徴。2年草。


花は目立たない色で、むしろ汚れたような淡褐色の果実の冠毛が目立つ。


ルーペで見ても舌状花はほとんど見えない。

草丈 1〜2m。
長披針形。
生育地 荒れ地や道ばた。
分布 本州、四国、九州、沖縄。南アメリカ原産。


(似た物)
  • ヒメムカシヨモギ
    北アメリカ原産の帰化植物で、姿も生育環境もよく似ている。茎に毛が少なく、枝を横にひろげる。頭花を見ると、小さいがはっきりした舌状花がある。

TOP | HOME | 用語解説