ヒメムカシヨモギ


キク科/ムカシヨモギ属

ヒメムカシヨモギ
撮影 いがりまさし 9月4日 岐阜県海津町

和名 ヒメムカシヨモギ
姫昔蓬。

由来
ムカシヨモギという植物に似て頭花が小さいことから。草丈はヒメムカシヨモギの方がはるかに大きい。

花期 8〜10月
特徴 夏から秋の荒れ地ややぶを占領する帰化植物。オオアレチノギクにそっくりだが、頭花に小さいながら花びらのような舌状花が見える。また、茎に毛が少なく枝を横にひろげるところも特徴。2年草〜1年草。


花は目立たない色で、むしろ汚れたような淡褐色の果実の冠毛が目立つ。


舌状花があり、ルーペで見ると、小さいながらキクの形をしている。

草丈 1〜2m。
長披針形。
生育地 荒れ地や道ばた。
分布 日本全土。北アメリカ原産。


(似た物)
  • オオアレチノギク
    南アメリカ原産の帰化植物で、姿も生育環境もよく似ている。茎に毛が多く、枝をあまり横に張らないのが特徴だが、頭花を見て、舌状花がほとんど見えなければ、オオアレチノギク。ヒメムカシヨモギの頭花は小さいがキクの花のような形になる。

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