セツブンソウ


キンポウゲ科/セツブンソウ属

セツブンソウ
撮影 いがりまさし 3月7日 愛知県鳳来町

和名 セツブンソウ
節分草。

由来
節分の頃咲くから。旧暦の節分は、今の暦よりも一月ほどあとだが、暖かい地方では現在の暦で節分頃咲いていることもある。

花期 1〜3月
特徴 いくらなんでもまだ早いだろう、と思って見にゆくと咲いている。こんなずば抜けた花期の早さが大きな特徴だ。凍った地面で咲いていることも、雪にすっぽりと埋もれてしまうこともめずらしくない。分布は広いが、生えるところは限られていて、石灰岩地帯に多い。


白。


白いのは花弁ではなく萼片。径2〜3cmほど。

草丈 5cmほどと、ごく小さい。
花の下に、えりまきのような茎葉がつく。それとは別に地面から柄のある根生葉を出す。
生育地 山麓の斜面に咲いていることが多い。
分布 本州(関東以西)


(似た物)
  • ミスミソウ
    やはり花期の早い花。似たような環境に生えるが、こちらは葉の形が三角形になるので一目で見わけられる。

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