由来葛。かつて大和(奈良県)の国栖(くず)地方の人がこの植物の粉を売り歩いたことから、クズの名がついたといわれている。現在でも吉野では葛粉を採っている。葛切りや葛餅などのお菓子は有名。つい最近まで根から粉(でんぷん)を採って食用や薬用、葉は肥料、茎はせんい資源にと重要な資源植物であった。
形長さ18〜20mm。赤紫色の蝶形花は下から順に咲きのぼる。花びらにある鮮やかな黄色の斑点は、昆虫を誘う蜜の目印。
TOP | HOME | 用語解説