スカシタゴボウ


アブラナ科/イヌガラシ属

スカシタゴボウ
実はずんぐりしている
撮影 いがりまさし 6月4日 長野県大町市

和名 スカシタゴボウ
透田牛蒡。

由来
葉が羽状に裂けて透けて見え、根がゴボウのように太くなることからついたと言われる。

花期 4〜10月。
特徴 黄色の菜の花のような花を咲かせ、草丈が膝以下のものはいくつかあるが、長角果と呼ばれる果実がずんぐりした筒形のものはスカシタゴボウだ。秋に芽生えてロゼットで冬を越す。1年草〜越年草。


黄色。


直径3mmほどの花を多数つけて穂状になる。春から秋まで咲いている。

草丈 30〜50cm。
互生。葉の切れこみが深い。葉の基部は耳状になって茎を抱く。根生葉には柄があって叢生する。
生育地 水田、田の畦、畑、路傍、庭、空き地などで見られる。日当たりと湿り気がある所。
分布 日本全土。


(似た物)
  • イヌガラシ
    果実は細長い線形。葉の切れこみはスカシタゴボウよりも浅い。

  • キレハイヌガラシ
    葉は羽状に裂けて裂片は細い。根茎は横走して先端に新しい芽をつくる。

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