シュンラン


ラン科/シュンラン属

シュンラン
撮影 いがりまさし 4月15日 静岡県朝霧高原

和名 シュンラン
春蘭。

由来
花期にちなむ。別名:ホクロ。唇弁にある斑点から。

花期 3〜5月。
特徴 早春に咲くランは少ない。花茎の先に1花(まれに2)、うすいベールのような鱗片に包まれて出てくる。時々ほのかな芳香がある。多年草。


淡黄〜黄緑〜緑色、変化が多い。唇弁は白地に濃赤色または紫色の斑点が入る。


萼片は長さ3〜3.5cm。ラン科の花はふつう外花被片(萼片3個)・内花被片(側花弁2個・唇弁1個)が花びら(花弁)のように見える。

草丈 10〜25cm。
長さ20〜50cm、幅0.6〜1cm。線形でややかたい。縁には鋸歯があるが細かくて肉眼ではわかりにくいが、触るとザラつくのでわかる。常緑。
生育地 雑木林や山地のやや乾いた林床。
分布 北海道(奥尻島)、本州、四国、九州。


(似た物)
  • カンラン
    東海以西〜沖縄。12〜1月。

  • ヘツカラン
    九州南端。10〜11月。

  • マヤラン
    関東南部以西〜沖縄。6〜9月。

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