ヒメカンスゲ カヤツリグサ科/スゲ属

：いがりまさし

4月21日 愛知県旭町

和名 ヒメカンスゲ 姫寒菅。 由来 カンスゲに似て繊細なことから。 花期 3〜5月。（果実期を含む）。 特徴 カンスゲに似ているが葉が細く花序もまばらでほっそりしている。茎につく葉の鞘が紫褐色になることが多い。多年草。

果苞は開出しない

：いがりまさし

花 色 果実期の雌花は淡緑色。雄花は薄茶色。花の時期にはクリーム色の雄花の葯が目立つ。 形 スゲの仲間は果実期の雌花が識別の重要なポイント。雄花は花の時期はクリーム色の葯が目立つが果実期は淡褐色の鱗片だけが残る。雌花の果苞はくちばし状にとがるが水平に張り出さず茎にそって斜め上を向く。 草丈 15〜30cm。 葉 常緑で縁がざらつくがカンスゲほど痛くない。 生育地 山地の林下。杉林のような暗い環境にも多い。 分布 北海道、本州、四国、九州。

（似た物） カンスゲ 葉も花序も太くてがっしりしている。雌花の果苞は水平に張り出す。

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