コウボウシバ


カヤツリグサ科/スゲ属

コウボウシバ
撮影 いがりまさし 4月20日 愛知県豊橋市

和名 コウボウシバ
弘法芝。

由来
コウボウムギに似て小型なことから。

花期 4〜7月。
特徴 海岸の砂浜に見られるスゲは、まずコウボウムギかこのコウボウシバのどちらか。コウボウムギは雌雄異株だがコウボウシバは雌雄同種で、ひとつの茎に雄小穂と雌小穂がつく。多年草。


コウボウシバ
果苞はずんぐりしている
撮影 いがりまさし


先端につく雄小穂は褐色。下の方につく雌小穂は淡緑色。


スゲの仲間は果実期の雌花が識別の重要なポイント。雌花の果胞は鱗片より大きく先がとがる。柱頭は3つ。

草丈 10〜20cm。
線形でかたい。
生育地 海岸の砂浜。
分布 日本全土。


(似た物)
  • コウボウムギ
    小穂はひとつの茎にひとつしかつかない。

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