ヒメガマ


ガマ科/ガマ属

ヒメガマ
撮影 いがりまさし 6月17日 千葉県印旛沼

和名 ヒメガマ
姫蒲。

由来
ガマに似てほっそりしていることによる。

花期 6〜8月
特徴 日本にあるガマの仲間は3種あるが茎の下につく雌花群と上につく雄花群が離れているかどうか、雌花群の色や長さなどが見わけのポイントになる。ヒメガマは雄花群と雌花群が離れている唯一のもの。雌花群の色は黄褐色。


ふつう蒲の穂と呼ばれるの雌花群は黄褐色。


上につく雄花群が枯れてから雌花群が開花する。ガマの穂の状態はすでにこの状態。ひとつひとつの花はルーペでも構造がわかりにくいほど小さい。

草丈 1.5〜2m。
葉は線形でよじれるのがガマの仲間だけの特徴。
生育地 河川や沼など。
分布 日本全土。


(似た物)
  • ガマ
    雌花群と雄花群はくっついている。雌花群の長さは10cm以上。雌花群の色は焦げ茶色。

  • コガマ
    雌花群と雄花群はくっついている。ヒメガマより雌花群は太いが短く長さは10cm以下。色は赤っぽいものが多い。

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