ノガリヤス
イネ科/ノガリヤス属
:
いがりまさし
8月30日 熊本県波野村
和名
ノガリヤス
野刈安。
由来
カリヤスに似て利用できないことによる。カリヤスは山に生える野生植物だが染料として利用されかつては栽培もされていた。
花期
8〜10月
特徴
全体の形は似たものが多くとらえどころのない植物だが、秋の山の路傍や草原で見かける中では最もふつうのもの。小穂(しょうすい)をルーペで見ると基部に毛が生え先端には芒(のぎ)が飛び出すこと、葉の基部の葉舌が大きいことなどが特徴になるが、個体による形態の変化が大きい。
花
色
淡緑色〜紫褐色。
形
小穂の基部に毛が生え先端には芒が飛び出す。
草丈
50〜150cm
葉
葉は線形。葉舌が大きく目立つ。
生育地
山野の林の縁や草地。
分布
北海道、本州、四国、九州。
(似た物)
ヒメノガリヤス
芒は小穂の外からは見えない。小型。
TOP
|
HOME
|
用語解説