ナギナタガヤ


イネ科/ウシノケグサ属

ナギナタガヤ
撮影 いがりまさし 5月26日 愛知県渥美町

和名 ナギナタガヤ
薙刀茅。

由来
穂の垂れた姿が、なぎなたを連想させることによる。

花期 5〜7月。
特徴 桿は細く斜上し、花序は開出せずに弓形に垂れる。一見カモジグサの仲間に似ているが、花序の下の方で枝をわけることで見わけることができる。似た種類はいくつかあるが識別はかなり専門的になる。しばしば群落となる帰化植物。1年草。


ナギナタガヤ
小穂は細長く長い芒がある
撮影 いがりまさし


穂は緑色。


小穂は3〜7小花よりなり、長い芒がありざらつく。

草丈 10〜70cm。
細く糸状。
生育地 荒地、道ばたなど日当たりの良い場所。
分布 本州、四国、九州。西アジア原産。


(似た物)
  • イヌナギナタガヤ
    花序の柄は長い。

  • ナギナタガヤの仲間は近縁の帰化種が多く、見わけは難しい。

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