チガヤ


イネ科/チガヤ属

チガヤ
撮影 いがりまさし 5月21日 愛知県刈谷市

和名 チガヤ
茅。茅萱。白茅。

由来
冬の葉が赤くなるので「血茅」、味が乳に似ているので「乳茅」、「ちばな」「つばな」から転訛した、など諸説がある。

花期 5〜6月。
特徴 初夏の頃、草地に白銀の花序をなびかせる姿は特徴的で見まちがえるものはない。若い花序はしゃぶると甘みがある。根茎は茅根と呼ばれ利尿作用がある。冬季の葉は赤くなる。多年草。


花序は初めは白銀色。葯は黄色から茶色。柱頭は黒紫色。


小穂は長柄のものと短柄のものが対になっている。小穂の基部には白銀色の長毛が生える。

草丈 30〜80cm。
20〜50cm。
生育地 日当たりの良い草地、土手。
分布 日本全土。


(似た物)
  • ケナシチガヤ
    節部が無毛のもの。

TOP | HOME | 用語解説