スズメノヒエ


イネ科/スズメノヒエ属

スズメノヒエ
撮影 いがりまさし 10月11日 愛知県豊橋市

和名 スズメノヒエ
雀の稗。

由来
稗に比べ小さいという意であろうか。

花期 7〜10月。
特徴 桿の上部に互い違いに水平な総をつける姿がこの仲間の特徴。小穂を2〜3列につけた総が全部で数本つく。葉鞘には毛が多く白っぽく見える。小穂をルーペで見るとほとんど毛がないのも特徴。多年草。


スズメノヒエ
小穂に毛はほとんどない
撮影 いがりまさし


小穂は淡緑色。葯は淡黄色。


小穂は円形で無毛。中央脈が目立つ。よく似たシマスズメノヒエは小穂に毛が多い。

草丈 30〜80cm。
線形で毛が多い。
生育地 平野から丘陵地の湿った所。
分布 本州、四国、九州、沖縄。


(似た物)
  • シマスズメノヒエ
    荒れ地に生え、小穂に毛があり、葉には毛がない。

  • タチスズメノヒエ
    草丈は高く花序は開出しない。

  • アメリカスズメノヒエ
    地下茎は太い。

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