スズメノカタビラ


イネ科/イチゴツナギ属

スズメノカタビラ
撮影 いがりまさし 4月16日 愛知県額田町

和名 スズメノカタビラ
雀の帷子。

由来
小さな小穂をスズメの衣服に見立てたもの。

花期 3〜11月。
特徴 身近にごくふつうにみられる雑草中の雑草だが、細かい無数の小穂がきらきら輝くさまは、意外に魅力的だ。葉舌は高く、花序は白っぽく見える、ルーペで見ても花序の枝には刺がなくなめらかなどの点が特徴。1年草〜越年草。


小穂は淡緑色、一部紅色。


小穂は3〜5小花よりなる。護穎の上部はしばしば赤く染まる。ツクシスズメノカタビラは赤くならない。

草丈 8〜25cm。
線形で葉先はボート状になる。
生育地 市街地から郊外まで、至る所。
分布 日本全土。


(似た物)
  • オオスズメノカタビラ
    草丈が大きい。

  • イチゴツナギ
    穂がざらつく。

  • ナガハグサ
    根茎をひく。

  • イチゴツナギの仲間はイネ科のなかでも識別が難しいグループで、正確な同定には、高倍率のルーペか実体顕微鏡が必要。

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