カモガヤ


イネ科/カモガヤ属

カモガヤ
撮影 いがりまさし 5月4日 愛知県豊川市

和名 カモガヤ
鴨茅。

由来
花序が鴨の足に似ていることによる。オーチャードグラス(果樹園の草)と呼ばれ、牧草として栽培されていたものが野生化。欧州原産。

花期 6〜8月。
特徴 長い枝の先に重たそうな小穂が集まってつく姿は独特。花序の枝は横に開く。また小穂のなかの小花は左右に開きぎみになり小穂の幅が広く見える。ルーペを使わないでもこの花序の形で種名が確定できる。多年草。


小穂は淡緑色。花期には雄しべが小穂から垂れ下がっているのが見られる。


小穂はざらつき白っぽく見える。芒は発達しない。

草丈 30〜120cm。
線形10〜30cm。
生育地 人里に近い至る所。しばしば群落となる。
分布 日本全土。西アジア原産。


(似た物)
  • オニウシノケグサ
    小花は左右に開かず小穂は幅が狭い。茎はざらつかない。

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