カゼクサ


イネ科/スズメガヤ属

カゼクサ
撮影 いがりまさし 10月4日 愛知県豊橋市

和名 カゼクサ
風草。

由来
花序が少しの風にも揺れるので風の有無を知る草という意味。別名:風知草。

花期 8〜10月
特徴 道ばたや空き地などに群生することが多い。遠目にはよく似た形のイネ科は多いが、秋の道ばたでは最もよく目につく。小穂(しょうすい)をルーペで見ると複数の小花からなっているのがこの仲間の特徴。さらに葉のつけねに長い毛があること、小穂の柄に環状の腺があることなどが決め手になる。


淡緑色〜紫褐色。


小穂は複数の小花からなり小穂の柄に環状の腺がある。

草丈 30〜80cm。
葉は線形。
生育地 耕地周辺の道ばたや荒れ地、駐車場や農道など踏みつけのある所にも多い。
分布 本州、四国、九州。


(似た物)
  • ニワホコリ
    全体に小型で葉のつけねの毛はごく短い。

  • コヌカグサ
    遠目には似ているが小穂はひとつの小花からなる。花期は初夏。

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