オヒシバ


イネ科/オヒシバ属

オヒシバ
撮影 いがりまさし 9月8日 愛知県豊橋市

和名 オヒシバ
雄日芝。

由来
メヒシバ(雌日芝)に対する名で、日当たりの良い所に生える強靱な芝という意。別名:チカラグサ。

花期 7〜10月。
特徴 道ばたや荒れ地で、オバケのQ太郎の頭の毛のような形の花序をつける雑草のうち、花序が太くてがっしりしているものに出会ったらオヒシバ。茎は扁平で、踏みつけに強く丈夫。引き切るのに苦労する。1年草。


やや紫色を帯びた緑色。


穂状の花序は太い。メヒシバが花軸に直接花をつけるのに対し、オヒシバは小穂単位でつく。花軸に小穂が2列に密接してつき、1本の穂のように見える。穂は数本つく。

草丈 15〜60cm。
線形、葉鞘は扁平。
生育地 荒れ地やグランドの隅など日当たりが良ければ少々踏みつけがあっても乾燥が激しくても入り込んでくる。
分布 本州、四国、九州、沖縄。


(似た物)
  • メヒシバ
    穂は細く繊細。

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