アキノエノコログサ


イネ科/エノコログサ属

アキノエノコログサ
撮影 いがりまさし 9月27日 愛知県一宮町

和名 アキノエノコログサ
秋の狗尾草。

由来
エノコ(犬児)とは子犬のことで、毛虫のような穂を子犬の尾に見たてて名づけられたもの。

花期 7〜10月。エノコログサより時期が遅い。
特徴 エノコログサの仲間では、穂の先が垂れるのが特徴。エノコログサやキンエノコロは直立する。ただし、わかりにくい場合もあるので、ルーペでひとつひとつのつぶつぶ(小穂)を見る必要がある。アキノエノコログサは中身が半分はみ出ているように見える。1年草。


淡緑色。小穂には剛毛があり、毛が紫色を帯びるものもある。秋が深まると枯れてわら色になる。


多数の小穂をつけ花序は円柱形。包穎はやや短く、小花の上部が裸出する。

草丈 40〜100cm。
線形。10〜30cm。
生育地 低地の人里など至る所。都市に多いエノコログサに比べて農村の耕地周辺に多い。
分布 日本全土。


(似た物)
  • エノコログサ
    花序は垂れず小花は苞穎に覆われて裸出しない。

  • キンエノコロ
    剛毛は黄金色で小花は大きい。

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