ヤブミョウガ


ツユクサ科/ヤブミョウガ属

ヤブミョウガ
撮影 いがりまさし 8月3日 愛知県鳳来町

和名 ヤブミョウガ
藪茗荷。

由来
食用にされるミョウガに似ていてやぶなどに生えるのでついた名。

花期 8〜9月。
特徴 多年草。初秋、山野のうす暗い所で林立する白い花。花には両性花と雄花とがあり同じ株に混じってつく。花は1日でしぼむ。実は藍紫色に熟す。葉がよく似ているミョウガは、花が根もとから出て咲く。


白色。


直径7〜10mm。茎の上部にいくつもの小さな花を輪生状に数段つける。

草丈 直立。50〜100cm。
互生。長さ約30cm。長楕円形、光沢がある。
生育地 やや薄暗い場所を好む。山野の樹林下や草やぶなどに群生。
分布 本州(関東以西)、四国、九州、沖縄。


(似た物)
  • ミョウガ
    食用。花は大きく淡い黄色。

  • ハナミョウガ
    花弁は赤と白色で穂状につく。実は赤く熟す。

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