ツユクサ


ツユクサ科/ツユクサ属

ツユクサ
撮影 いがりまさし 9月22日 愛知県新城市

和名 ツユクサ
露草。

由来
露を帯びた草の感じによる。別名:ボウシバナ(帽子花)。ボウシバナは苞の形による。その昔、花汁をこすりつけて布を染めたことからツキクサ(着草)とも呼ばれた。他にオオバナ(青花)、カマッカ。

花期 6〜10月。
特徴 鮮やかな青に黄色の葯。小さな花のように見える葯は仮雄しべで花粉は出さない。花粉を出す雄しべは雌しべと並んで長く突き出た2本だけ。全草を乾燥させ解熱、下痢止めなどの民間薬として利用する。1年草。


鮮やかな青色。まれに白色。


直径2〜2.5cmほど。花びらは3枚。うち2枚は大きく青色、1枚は白色でごく小さい。

草丈 茎の下部は地をはい、節から根を出してふえる。上部は斜上、高さ20〜60cm。
互生。長さ4〜8cm。卵状披針形で縁は波うたず先はとがる。基部は膜質で茎を抱く。
生育地 道ばたや草地などにふつう。
分布 日本全土。


(似た物)
  • マルバツユクサ
    暖かい地方。茎や葉に毛がある。

  • シマツユクサ
    九州南部、沖縄。淡い紫色。

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