ノハナショウブ


アヤメ科/アヤメ属

ノハナショウブ
外花被片の斑紋は黄色
撮影 いがりまさし 6月28日 愛知県豊橋市

和名 ノハナショウブ
野花菖蒲。

由来
野生のハナショウブの意味。

花期 6〜8月。
特徴 多年草。水辺など湿り気を好み群生することが多い。花びらに黄色のすじがある。同じ環境を好むカキツバタには白いすじが入り、見わけるポイントとなる。古くから園芸植物として親しまれているハナショウブはこのノハナショウブの改良品。


赤紫色。外側の花びら(外花被片)の中央部には黄色の細い斑紋が入る。


花は、垂れ下がった3枚の外花被片と立ち上がった3枚の内花被片との6枚の花びらで構成される。外花被片は長さ約7cm。

草丈 直立。40〜120cm。
長さ30〜60cm、幅0.5〜1.2cm。太い中脈が目立つ。
生育地 水辺や湿地、海岸や山地の草地に群生。
分布 北海道、本州、四国、九州。


(似た物)
  • カキツバタ
    外花被片に白い斑紋。

  • アヤメ
    外花被片に網目紋様。

  • ヒオウギアヤメ
    外花被片に網目紋様。内花被片は1cmと短い。

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