スイセン


ヒガンバナ科/スイセン属

スイセン
撮影 いがりまさし 3月4日 愛知県豊橋市

和名 スイセン
水仙。

由来
漢名の水仙を音読みしたもの。

花期 11〜3月。
特徴 栽培されていることが多いが、地方によっては海岸に野生状態で咲く所もある。黒い外皮に包まれた卵球形の鱗茎(りんけい)がある。多年草。


白色。中心部に黄色い副花冠がある。


花茎の先に薄い膜状の苞葉があり、その中から5〜6cmの柄を持った花を数個咲かせる。白い花被片の下部は合着して筒状になっている。香りが良い。

草丈 20〜40cm。
葉の長さは約20〜40cm、幅8〜15mmで先端は丸い。晩秋に粉白を帯びた緑色の葉が出る。
生育地 庭先などで半野生状態で栽培されるほか、海岸、河原の土手などに野生化している。
分布 地中海沿岸から中国南部が原産と言われる。日本では本州中央部以西の海岸に所により野生化している。


(似た物)
  • ラッパスイセン
    中心部の副花冠がラッパ状に長い。園芸品種が多い。

  • キズイセン
    花びら(花披片)も黄色い。

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