ヤマユリ


ユリ科/ユリ属

ヤマユリ
撮影 いがりまさし 8月2日 愛知県鳳来町

和名 ヤマユリ
山百合。

由来
山に生える百合という意味。

花期 7〜8月。
特徴 花の大きさでは最も大きくなるユリ。花びら(花被片)の模様が独特なので見まちがえる恐れはない。日本固有で地下に直径10cmほどの鱗茎(りんけい)がある。多年草。


白色。


茎の先に十数個の白い花をつける。花の直径は20cmほどもあり、強い香りがある。花びら(花被片)は6個。先端が細くなり反転する。内側には中央に黄色の帯があり、全体に橙色の斑点が多数ある。

草丈 100〜150cm。
互生。披針形でやや光沢がある。長さは10〜15cm。短い柄がある。
生育地 山地〜丘陵。ススキ草原や林縁、疎林内、傾斜地などに生える。
分布 本州(近畿以北)。


(似た物)
  • サクユリ
    花びら(花被片)の橙色の斑点が少ない変種。伊豆半島と伊豆諸島に分布。

  • ササユリ
    花の色が淡紅色〜白色で、葉が笹に似ている。西日本に多い。

  • カノコユリ
    花はピンクで花びら(花被片)は反転する。四国、九州に分布。

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