ヤブラン


ユリ科/ヤブラン属

ヤブラン
花は総状につく
撮影 いがりまさし 9月21日 愛知県豊橋市

和名 ヤブラン
藪蘭。

由来
やぶに生えていて葉が蘭に似ていることからついた名前。

花期 8〜10月。
特徴 夏から秋の薄暗い林の下で、細長い線状の葉をたくさん出し、淡紫色の小さな花をいっぱいつける。ふく枝を出さない。常緑の多年草。


淡紫色。


30〜50cmの花茎の上半分に、小さい花が3〜5個ずつまとまって総状につく。種子は黒色をしている。

草丈 30〜50cm。
葉は根生し群がってたくさん出す。長さ30〜50cm、幅は約1cmの線形で光沢がある。
生育地 雑木林、林の下。
分布 本州、四国、九州、沖縄。


(似た物)
  • ヒメヤブラン
    花はまばらで葉の幅が2〜3mmとごく細い。日当たりの良い草地。

  • ジャノヒゲ
    花は白色で葉の陰に少数つける。種子は紺色。

  • ノシラン
    暖地の照葉樹林下に群生する。花の色は白色、または淡紫色。種子は紺色。

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