ハマカンゾウ ユリ科/ワスレグサ属

：いがりまさし

7月24日 静岡県下田市

和名 ハマカンゾウ 浜萱草。野甘草。 由来 海辺に生えるカンゾウ類ということでついた名前。 花期 7〜10月。 特徴 海岸に生え、橙赤色の花びら（花被片）が6枚であることが特徴。花茎に鱗片状の葉がつくのがノカンゾウとの違い。多年草。

花 色 鮮やかな橙赤色だが、淡色型のものもある。 形 花びら（花被片）は6個で、先はやや反り返る。早朝に咲き1日でしぼむ。 草丈 50〜70cm。 葉 質が厚く濃い緑色。冬も枯れない。線形で無毛、株から叢生して2列に並んで斜めに立ち上がる。先はやや垂れ下がる。 生育地 日当たりの良い海岸斜面、草地、岩場。 分布 本州（関東以西）、四国、九州。

（似た物） ノカンゾウ 人里近くの野に生える。葉はやや薄く冬には枯れる。 ヤブカンゾウ くしゃくしゃとした重弁。

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