ナルコユリ


ユリ科/ナルコユリ属

ナルコユリ
茎の断面は丸い
撮影 いがりまさし 6月24日 静岡県小山町

和名 ナルコユリ
鳴子百合。

由来
花の咲いている姿が稲田で鳥を追う鳴子を思わせることから。

花期 5〜6月。
特徴 アマドコロに似ているが茎が丸くて稜がないところで区別する。茎は弓なりに曲がる。花期はアマドコロより早い。多年草。


緑白色。


3〜5個ずつ垂れ下がって咲く。花被片は6個、先を除いて筒状に合着している。先端は緑色が濃い。

草丈 50〜100cm。
互生。長さが8〜15cmの広線形で裏面は白い。表面の中央の脈にそって白い筋が入るものもある。
生育地 丘陵〜山地、林の縁や草原。
分布 本州、四国、九州。


(似た物)
  • オオナルコユリ
    全体に大型。花糸に突起がある。

  • アマドコロ
    茎には稜があり葉は楕円形。

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