コバギボウシ


ユリ科/ギボウシ属

コバギボウシ
撮影 いがりまさし 7月2日 長野県富士見町

和名 コバギボウシ
小葉擬宝珠。

由来
小さい葉のギボウシという意味。(ギボウシの由来はオオバギボウシの項参照)

花期 6〜8月
特徴 ギボウシの仲間は分類が難しいがふつうに見られるのはオオバギボウシかコバギボウシが大部分。オオバギボウシに比べて葉の基部がくさび形で花の内側の紫色の脈がはっきりしている。多年草。


淡紫色だが、オオバギボウシなどより鮮やかなものが多い。


長い花序をつける。花冠は長さ4cmほどで、一日でしぼむ。花のもとの方は筒状になり、先の方はふくらんで6つに裂ける。花は茎の下から先端部分へと咲いていく。花のつけねには白い包がある。

草丈 20cm〜60cm。
葉の基部は心形にならずくさび形で葉柄につづく。
生育地 高原の日当たりのよい湿地。
分布 北海道、本州、四国、九州


(似た物)
  • オオバギボウシ
    全体にひとまわり大きく葉の基部は心形。花の色は淡く内側のすじは目立たない。

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