エンレイソウ


ユリ科/エンレイソウ属

エンレイソウ
花は緑色〜紫褐色
撮影 いがりまさし 5月15日 新潟県佐渡

和名 エンレイソウ
延齢草。

由来
和名の由来ははっきりしないが、アイヌ語のエマウリが転訛したという説がある。

花期 4〜6月。
特徴 葉が3枚、花びら(花被片)が3枚の独特な姿は印象に残る。日本に自生するこの仲間のほとんどは、白色の花びら(内花被片)があるが、エンレイソウは紫褐色の外花被片があるだけで内花被片に相当するものはない。地下茎は太くて短い。茎は1〜3本が直立する。多年草。


緑色から紫褐色まで変化が多い。


葉の中心から柄を出して、紫褐色の花をつける。外花被は紫褐色をしているが、内花被はない。

草丈 20〜40cm。
3枚が輪生する。広卵形で長さが15cmほどで、先が急に鋭くとがる。
生育地 山地、林内のやや湿った所に多い。
分布 北海道、本州、四国、九州。


(似た物)
  • ミヤマエンレイソウ
    山地のブナ林などのやや湿った林床に生える。白色の花びら(内花被片)がある。

  • オオバナノエンレイソウ
    白色の花びら(内花被片)が大きく群生する。北海道に多い。

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