ヤクシソウ
キク科/オニタビラコ属
:
いがりまさし
10月16日 岐阜県中津川市
和名
ヤクシソウ
薬師草。
由来
語源については諸説あるが、よくわかっていない。
花期
9〜11月。
特徴
秋の野に、まばらなタンポポを小さくしたような花をいっぱい咲かせる。花期の終わった頭花はいくつかずつ集まって下を向く姿も特徴的だ。葉の基部は茎を抱く。葉や茎を切ると乳液が出るのはキク科のなかでもタンポポに近い仲間に共通の特徴。多年草。
花
色
黄色。
形
直径1.5cm程度。花びら(舌状花)の数は約12個。
草丈
30〜120cm。
葉
互生。長さ5〜10cm。葉の基部は張り出して茎を抱く。
生育地
山野、道ばたの日当たりの良い所。
分布
北海道、本州、四国、九州。
(似た物)
アキノノゲシ
頭花は径2cmとやや大きく、かたまってつくことはない。色は淡い黄色。
ホソバワダン
低木で株の中央に放射状の根生葉がある。西日本の海岸に多い。
アゼトウナ
低木で株の中央に放射状の根生葉がある点はホソバワダンと同じだが、葉の基部は茎を抱かない。やはり西日本の海岸に多い。
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用語解説