ヒロハタンポポ


キク科/タンポポ属

ヒロハタンポポ
撮影 いがりまさし 3月27日 愛知県豊橋市

和名 ヒロハタンポポ
広葉蒲公英。

由来
葉が広いからつけられたが、特に幅広いわけではない。別名:トウカイタンポポ。

花期 3〜6月。
特徴 在来種のタンポポのひとつで総苞片は反り返らない。総苞外片には突起が目立ち、長さも長く内片が少ししか見えない。カントウタンポポは内片が半分以上見える。分布は東海地方中心。多年草。


ヒロハタンポポ
総苞外片は長い
撮影 いがりまさし


黄色。


花の直径は約3.5〜4cm。花びらのように見えるのは舌状花。タンポポはどれもそうだが筒状花はない。

草丈 10〜30cm。
地面から放射状に葉を広げる。深く裂けるか欠刻がある。タンポポの仲間は葉も微妙に違うが葉での識別は難しい。
生育地 人里近くの耕作地の周辺、道ばたやグランドなど。
分布 本州。


(似た物)
  • カントウタンポポ
    総苞外片は内片の1/2ほどで突起がある。関東地方。

  • エゾタンポポ
    総苞外片に突起がなくゴロッとした感じに見える。外片は内片の1/2ほど。

  • カンサイタンポポ
    小型で舌状花の数は少なく総苞もほっそりしている。総苞片の突起はほとんどない。西日本。

  • セイヨウタンポポ
    ヨーロッパ原産。総苞の外片が反り返る。

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