ハルジオン


キク科/ムカシヨモギ属

ハルジオン
つぼみはうなだれる
撮影 いがりまさし 5月4日 山梨県甲府市

和名 ハルジオン
春紫苑。

由来
春に咲くシオンの意味だが、シオンにはあまり似ていない。

花期 4〜7月。
特徴 明治初期に鑑賞用園芸品として持ち込まれたという。よく似たヒメジョオンとは、茎が中空であること、つぼみがうなだれること、葉の基部が茎を抱きぎみになることなどで識別できる。また、花期はハルジオンの方が1ヶ月ほど早い。多年草。


花びら(舌状花)は、つぼみの時に赤〜ピンクだが、花が開くと白色になる。やや赤みを帯びることも多い。中心の筒状花は黄色。


あまりにもたくさんあるため見向きもされないが、なかなか可憐。つぼみのときには、うなだれたように下を向いている。

草丈 30〜100cm。
互生。長さ3〜6cmで鋸歯がある。葉の基部は茎を抱く。
生育地 空き地、畑、道ばたなど、至る所に見られる。
分布 日本全土。北アメリカ原産。


(似た物)
  • ヒメジョオン
    茎は中空でない。葉の基部は茎を抱かない、花期が遅い、つぼみは上を向くなどで区別できる。

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