ノゲシ


キク科/ノゲシ属

ノゲシ
葉の基部は三角状にとがる
撮影 いがりまさし 4月22日 愛知県鳳来町

和名 ノゲシ
野罌粟。野芥子。

由来
葉がケシに似ているからという。別名:ハルノノゲシ(春の野罌粟)。

花期 3〜12月。暖地ではほとんど1年中咲いている。
特徴 春先にはタンポポをはじめ黄色いキクのような花が多いが、ノゲシの仲間はアザミのように切れこんだ葉をもつ。ノゲシは葉がやわらかくさわっても痛くないことのほか、葉の基部が三角状にとがるようになるのが特徴。有史以前の帰化植物ではないかといわれている。1年草〜越年草。


黄色。


タンポポを小型にしたような花で総苞は下の方が太くて目立つ。直径1〜2cm程度。曇った日には閉じていることが多い。

草丈 50〜120cm。
互生。葉の基部は三角状にとがる。さわっても痛くない。
生育地 日当たりの良い荒れ地、道ばた、田畑の周辺など。
分布 日本全土。


(似た物)
  • オニノゲシ
    葉に光沢があり刺が鋭く荒々しい。葉の基部は丸く耳状になる。

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