トキンソウ


キク科/トキンソウ属

トキンソウ
まんじゅうのような形の頭花
撮影 いがりまさし 9月14日 愛知県豊橋市

和名 トキンソウ
吐金草。

由来
成熟した頭花を指で押すと黄色の果実が出てくることからついた名前。別名:タネヒリグサ。ハナヒリグサ。

花期 7〜10月。
特徴 地面にへばりつくように咲く目立たない雑草。頭花は淡緑色で、まんじゅうのような形。この頭花とともに、肉厚でへら形の葉は、特徴的で似たものはない。茎は無毛で地面をはい、よく枝わかれをして節から根を出す。1年草。


淡緑色。花冠は紫褐色を帯び黄色い葯が目立つこともある。


葉腋に球形の小さな頭花をつける。淡緑色だが、花冠が紫色を帯びるので特につぼみの時は中央が紫褐色に、花が開くと黄色い葯が目立ち黄色に見える。そして、葯から花粉が落ちると淡緑色1色になる。中央に両性花、周辺に雌花がつく。

草丈 5〜20cm。
互生して柄はない。長さが1〜2cm、幅3〜6mmのくさび形で、先には3〜5個の鋸歯がある。やや厚みがある。無毛。
生育地 庭の日陰や路傍、畑地、空き地などで見られる。
分布 日本全土。


(似た物)
  • マメカミツレ
    葉は2回羽状に深裂し、茎は斜めに立ち上がる。オーストラリア原産。

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