チチコグサ


キク科/ハハコグサ属

チチコグサ
頭花は茎の先に集まる
撮影 いがりまさし 6月13日 愛知県津具村

和名 チチコグサ
父子草。

由来
ハハコグサに対して色気がないのでつけられた名前。

花期 5〜10月。
特徴 チチコグサの仲間には外来のものも多いが、チチコグサは在来のもの。頭花が茎の一番上に集まってつくことや葉が細長いことなどが特徴。全体に綿毛が生えて白っぽく見えるのはこの仲間にほぼ共通する特徴。多年草。


頭花は薄茶〜紫褐色。


頭花の集まりが茎の先に集まってつく。

草丈 5〜20cm。
互生。根生葉は長さ3〜10cm。上へ行くにしたがい細く短くなる。鋸歯、切れこみはない。特に裏面に白い毛が多い。
生育地 日当たりの良い草地を好む。
分布 日本全土。


(似た物)
  • ウラジロチチコグサ
    根生葉は舌べらのような形。帰化植物。

  • チチコグサモドキ
    葉のつけねから枝を出す。葉裏はやや白いがウラジロチチコグサほどはっきりしない。花の時期には根生葉はない。帰化植物。

  • ウスベニチチコグサ
    頭花は若い時淡紅紫色。帰化植物。

  • タチチチコグサ
    チチコグサモドキに似るが葉が細く先がとがる。帰化植物。

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