サワヒヨドリ


キク科/フジバカマ属

サワヒヨドリ
葉は対生し葉柄はない
撮影 いがりまさし 10月5日 兵庫県砥峰高原

和名 サワヒヨドリ
沢鵯。

由来
ヒヨドリバナに似た花をつけ、沢などの湿地を好むことから。

花期 8〜11月。
特徴 ヒヨドリバナの仲間で湿地に生えていればまずサワヒヨドリと考えられる。葉は2個が対生し葉柄がまったくないのが特徴。しかし、深く切れこんで一見輪生状に見えるものもある。頭花は赤紫色を帯びるものが多い。多年草。


赤紫色を帯びるものが多いが、白っぽいものもある。


小さな花が数10〜100個以上、散房状に群がってつく。

草丈 40〜100cm。
対生。ヒヨドリバナと違って葉柄が全くないのが特徴。形はやや細長い卵形で先端はとがる。長さ4〜7cm。縁に不規則な鋸歯がある。葉の下部が3つに深く裂ける場合もある。
生育地 低地〜高原の日当たりの良い湿地。
分布 日本全土。


(似た物)
  • ヒヨドリバナ
    葉には短いが柄がある。低山の乾いた林縁。

  • ヨツバヒヨドリ
    葉は輪生。高原

  • フジバカマ
    葉に短い柄があり裏面に腺点がない。河原や土手。

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