コメナモミ


キク科/メナモミ属

コメナモミ
頭花を総苞片がとりまく
撮影 いがりまさし 10月31日 長崎県平戸市

和名 コメナモミ
小メナモミ。

由来
メナモミに比べて全体に小さく、ほっそりとしていることによる。メナモミはオナモミに対して、か弱く見えるのでつけられた名前。

花期 9〜10月。
特徴 子どもが描く太陽の形、とでもいおうか。頭花のまわりを細長い総苞片がとりまいているようすは例えるならそんな形だ。よく似たメナモミは、茎が太く白いフサフサした毛が目立つ。コメナモミの方も毛があるにはあるが、短い伏毛がまばらに生えるだけ。1年草。


黄色。


花柄に腺毛はない。メナモミよりも小さく、枝先にまばらにつく。頭花のまわりの5個の総苞片に腺毛があり、実と一緒に動物や衣服について運ばれる。3裂した舌状花が筒状花をかこむ。

草丈 35〜100cm。
対生。先がややとがる。メナモミよりも薄く、縁にふぞろいの粗い鋸歯がある。
生育地 山野の荒れ地や道端、畑の周辺。
分布 日本全土。


(似た物)
  • メナモミ
    茎が太く、フサフサした白い毛が密生する。

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