コセンダングサ


キク科/センダングサ属

コセンダングサ
総苞片は短い
撮影 いがりまさし 10月6日 愛知県豊橋市

和名 コセンダングサ
小栴檀草。

由来
葉が羽状複葉で木本のセンダンに似ているところからついた名前。原産地不明、明治時代に日本に入ってきたと思われる帰化植物。

花期 9〜12月。
特徴 秋の空き地を占拠する代表的な雑草。黄色い筒状花だけの頭花、あまりとがらない葉が特徴。茎は四角〜六角柱状で直立し、途中から盛んに枝わかれする。果実の先端に下向きの刺があって、動物や衣服について運ばれる。1年草。


黄色。


頭花は筒状花のみで舌状花がない。

草丈 60〜120cm。
茎の下部は対生、上部は互生する。葉の縁には鋸歯があり、柄がある。2回羽状複葉で小葉は3〜5個。
生育地 道端、荒れ地、河原、埋立地など。山地の林道沿いでも見かけることがある。
分布 原産地不明。


(似た物)
  • アメリカセンダングサ
    湿った所に多い。頭花は葉のように見える総苞片に囲まれている。

  • センダングサ
    黄色の舌状花がある。

  • シロノセンダングサ
    舌状花は白色。長さ、5〜7mm。

  • タウコギ
    茎が太く、頭花は葉のように見える総苞片に囲まれている。下部の葉は3〜5つに深く切れこむ。湿った所に生える。

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