カセンソウ
キク科/オグルマ属
:
いがりまさし
7月12日 宮城県伊豆沼
和名
カセンソウ
歌仙草。
由来
和名の語源はわかっていないがいにしえの歌詠みを思い起こさせる風雅な名だ。
花期
7〜9月。
特徴
秋の湿地には黄色いキクのような花を咲かせる植物がいくつかあるが、根もとを調べて根生葉が枯れていればカセンソウかオグルマのどちらかだ。カセンソウは葉がかたく、裏面の葉脈が隆起するのがオグルマとの違い。多年草。
花
色
黄色。
形
頭花は直径4cm程度。舌状花、筒状花が多数ある。
草丈
50〜80cm。
葉
互生。葉質は乾いた感じでかたく、裏面の葉脈が隆起するのが目立つ。柄はなく、披針形で基部はなかば茎を抱く。細かい鋸歯がある。頭花の下に苞葉が集まる。
生育地
日当たりの良い湿地。ススキ草原。
分布
北海道、本州、四国、九州。
(似た物)
オグルマ
葉はやわらかく裏面の葉脈は隆起しない。
ミズギク
花期にも根生葉は枯れない。茎の葉が少なく小さい。
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用語解説