オトコヨモギ


キク科/ヨモギ属

オトコヨモギ
撮影 いがりまさし 8月30日 熊本県蘇陽町

和名 オトコヨモギ
男蓬。男艾。

由来
果実が小さいので結実しないと思われて雄(男)のヨモギといわれるようになった。

花期 8〜11月。
特徴 猫の手のように先の方だけが切れこむ葉が特徴。茎はやや木質化して堅くなり、まばらに枝わかれする。毛はほとんどない。多年草。


黄緑色。


茎の上部に細い円錐形の花序を出して多数の頭花をつける。

草丈 40〜100cm。
互生する。へら状のくさび形で上端は不規則に切れこむ。毛がなく、厚みがあり光沢がある。
生育地 日当たりのよい山地や丘陵、ススキ草原、河原の乾いた砂礫地。。
分布 日本全土。


(似た物)
  • カワラヨモギ
    葉は線状に細かく切れこむ。若い葉は白い毛に覆われる。乾いた河原の砂礫地、海岸の砂丘に生える。

  • ヨモギ
    葉は深く切れこむ。道端や山の草原。葉の裏面に綿毛が密生する。

  • イヌヨモギ
    葉は倒卵形〜さじ形で、縁に大きな鋸歯がある。

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