オカオグルマ


キク科/キオン属

オカオグルマ
茎には毛が多い
撮影 いがりまさし 4月14日 静岡県引佐町

和名 オカオグルマ
丘小車。

由来
夏から秋に咲くオグルマという植物に似て、比較的乾いた所に生えるのが名の由来。

花期 4〜6月。
特徴 陽春の頃、太い茎をまっすぐ伸ばして黄色いキクのような花を咲かせる。良く似たサワオグルマとは、茎と葉に白い綿毛が多いことでみわけられる。多年草。


黄色。


花茎を伸ばして、その先に花を集めてつける。頭花は舌状花と頭状花を持ち、直径2.5〜4.5cmほど。

草丈 20〜65cm。
互生。茎には葉が少なく、根生葉はロゼットのようになり多数の葉を広げる。白い綿毛が多い。
生育地 耕地周辺の乾いた草原。
分布 本州、四国、九州。


(似た物)
  • サワオグルマ
    湿地に生える。茎に毛がほとんどない。

  • オグルマ
    花期は夏から秋。茎葉は大きく披針形で葉裏の葉脈は突出しない。

  • カセンソウ
    花期は夏から秋。茎葉は大きく披針形で葉裏の葉脈は突出する。

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