ハマウツボ


ハマウツボ科/ハマウツボ属

ハマウツボ
寄生植物だが美しい花
撮影 いがりまさし 5月28日 愛知県渥美半島

和名 ハマウツボ
浜靭。

由来
海岸に生えて、花序の形が矢を入れる靭に似ていることからついた名前。

花期 5〜7月。
特徴 葉緑素をもたない花だが、全体が長白毛で覆われ、花は淡紫色で茎が肌色をしているので、やさしい印象だ。寄生植物で、主にカワラヨモギに寄生する。1年草。


淡紫色。


花序は唇形花を多数つける。

草丈 10〜30cm。
葉の変形した鱗片に覆われる。
生育地 海岸や河原の砂地。
分布 日本全土。


(似た物)
  • ヤセウツボ
    花は淡黄色。ヨーロッパ〜北アメリカ原産。マメ科、セリ科、キク科などに寄生。

  • オニク
    茎が太い。亜高山〜高山に生える寄生植物。

  • ヤマウツボ
    やや湿り気のある落葉樹林内に生える。ゴマノハグサ科。

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